水難の相

  • 2010/02/08(月) 04:43:05

深夜、玄関をドンドンドンドンドンとたたく音で飛び起きたら
警備員フレッチャーが何か叫んでました。

よく聞こえないけど、とりあえずかなり焦ってる様子。
何事っ?
ドキドキドキ。
寝室のバーグラーバーを開けて真っ暗な廊下を
手探りで歩いて、あとちょっとで電気のスイッチって所で

「ピチャッ」

ピチャ??

・・・もしかして、なんか床が濡れてる?
しかも冷蔵庫の水漏れとかのレベルじゃないかんじ。
足先に伝わる水の感触が、分厚めなかんじ。
なんか、、、未だかつてない感じ!!
いや〜な予感。


ピチャピチャしながら恐る恐る電気をつけ
明るくなった部屋を見て唖然・・・!!!

わたしの目の前に、はるか遠くまで広がる美しい海がありました。

もしや、、、これがニュースとかで聞く床上浸水ってやつ!?
しかも部屋の奥に行くほど深くなってる!

(今回発覚したけど、この家かなり床が斜めってるらしい。寝室3部屋、リビング、キッチンのうち、寝室2部屋とリビングが完全にやられて、いつも寝てる寝室とキッチンは床が高めで無事でした)


フレッチャーは玄関から水が溢れ出てきたから気付いたみたい。



見えるかな?



深さはなんとくるぶしまで。。。

家のなかにはサンダルとかスニーカーとかが
ぷ〜かぷ〜か優雅に浮いてて、なんか妙に切なくなる。

「そうだ!ホウキで玄関から外に水を掃き出したら早いね!」

と一番手っ取り早そうな方法を思いついて
意気揚々と提案したらフレッチャーが即却下。

「大家さん家が下手にあって
今度は大家さん家が浸水するからダメ」

がーん。
じゃあやっぱりくみ出すしかないじゃん。
くみ出すっていってもこの水の量。。。

途方にくれる私を横目に、フレッチャーは
さっさとバケツに水をくみはじめます。
ただいま深夜1時なり。
やっぱり、、、近道はないのね



ふうー、よっしゃやるしかないかあ!
気合を入れてひたすらバケツに水を汲んでは外に捨てる、を繰り返す。



「今回はまだマシな方だったよ。前に警備してた家は、家主がアメリカ帰ってるときに水漏れして、膝まで浸水したんだよ。鍵かかってて入れなかったうえにじゅうたん敷いてたから、1週間後に家主が帰ってきたときには全部腐ってたよ」

とか

「リロングウェでよかったね〜。もしレイク沿いの浸水だったら家の中で魚が獲れてたよ」

とか励みになるのかならないのか
よく分からない励ましの言葉をうけつつ
ひたすら水をくみ出すこと・・・3時間。

この大っきなバケツ20杯分くらいはありました。



さいごは雑巾で拭いて、いちおう元通りに。

深夜4時、一件落着。
とりあえず全てを忘れてひと眠りしたら
さっそく朝一で修理を頼まなきゃ。
水を元栓から閉めてるから早く治さないと水が使えません。

電化製品と本とそのほか大事なものとかは、たまたま全部
机の上とか棚の上に置いてたから無傷だったのがせめてもの救い。


ちなみに犯人はこいつ。



2つあるうち普段使ってない方のトイレのパイプが根本から
吹き飛んで、水が天井まで噴き出してました。
築20年くらいで、パイプもかなり劣化してたもよう。
気付かなかった・・・



そういえば、寝てるときにボンッとかバンッて音が聞こえた気もする。
またネズミだろうと思ってたけど、まさかパイプが飛んだ音だったとは。


いやーそれにしてもフレッチャー
本来の仕事じゃないのにサンクス!!
一人だったらたぶん途中であきらめてた。
こういうときマラウィアンって嫌がりもせず当然のように
手伝ってくれることが多いので、本当に尊敬します。
ありがとう


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