もの食う人びと? in マラウイ

  • 2009/08/28(金) 12:12:46

職場のあるオフィス街を出て



すぐ隣の木々の中を10分ほど歩くと・・・





通称「エリア13レストラン」に着きます。
この道沿いに並ぶ掘っ立て小屋のひとつひとつが



レストランです!



最近知ったばかりのこのレストラン群ですが
そのなかでもピカイチに美味しいのがココ!



目の前で牛肉の塊をナイフで切りながらジュージュー焼いて
塩をパパッと振ってくれたそのアツアツを
網の上から手でつまみながら食べます!
左の赤いのは、刻んだトマトとネギの唐辛子和え。これまた美味!

このお肉に主食のシマ、そして野菜の炒め物をつけて
お腹いっぱい食べても300クワチャ(240円)くらい。

しかも、お肉の量は「100クワチャ分ください!(80円くらい)」と
値段でオーダーできるんです。
さらに、途中で「あと50クワチャ分追加」もできる★

戦後の闇市みたいにボロボロだけど熱気ムンムンな感じといい
煙の演出効果といい、まるで銀座の超高級ステーキ店の
ようなパフォーマンスといい(え?違う!?)
なぜか無性に興奮するこのレストラン、最高です!

今までマラウイ国内いろんなローカル・レストランを試しましたが
味も雰囲気も、ここを超えるところは今のところナイ!


他のお店では、
ビーフシチュー&ライス with レイプ(青菜のトマト煮)とか、
(左のがマラウイで主流の唐辛子「ペリペリ」。
手でちぎってちょっとずつおかずに混ぜて食べます)



フィッシュ&シマ with パンプキン(かぼちゃの葉のトマト煮)なども。




そのほか、フライドポテトの「チプシ(チップスの訛り)」も
はずれがなくて美味しい。
70クワチャ分から、100クワチャ分、150クワチャ分と
売ってくれて、青いビニール袋に入れてくれもするし
そのまま立ちながら鉄板から食べてもいい。



鉄板には塩と、ラッキーだと粉唐辛子が置いてあるので
それを付けながらつまようじで食べます。
(マラウイではつまようじが浸透してます)

お店によっては、スライストマト、キャベツとネギの千切りに
塩と酢をかけたサラダを置いてるとこもあります。



それにしても・・・
ここまで美味しい美味しい言ってきたものの、
マラウイの食文化は、ほんっとうに、、、乏しいの一言です。
乏しいというのは、バラエティーが無いという意味。
食いしん坊の私にとっては拷問です。。。

↓ のお店はまったく別の地域にあるチプシ屋さんです。
サラダを置いてる以外は ↑ のチプシ屋とほとんど見分けがつきません。
こういう、ほぼ全く同じお店がマラウイの北から南まで、
まさに版を押したように広がっています。




レストランにしても、高級ホテルか外人経営のお店以外は

1.主食として
シマ、ライス、チプシのどれかを選び
(レストランでも主食としてチプシを選べる)
  +
2.お肉として
ビーフ、チキン、魚のどれかを
グリル(またはフライ)、カレー、シチューにしたものを選び
  +
3.副菜として
レイプ(青菜トマト煮)、パンプキン(かぼちゃ葉のトマト煮)、
シンジロー(かぼちゃ葉の落花生粉煮)、テレレ(オクラの煮込み)
のどれかを選ぶ

この3点セットの一点張りです!
飲み物は、コーラかファンタ(オレンジ、パイン、パッションフルーツ)か
スプライトかビール。
これ以外のバリエーションを知ってる人いたら教えてくれ〜い
そして、メニューには書いてあっても上のバリエーションが
すべて注文できるお店は、ごくごくまれ。
たいていは、「あ、魚はありません。あー、ビーフもないので
チキンのグリルかカレーがあります!!(自信満々、悪気なし)」
といった感じです(笑)

それにしても、何の規制も無いのに
よくもまあ国全体に渡って、まったく同じ材料と
まったく同じ味付けを守り抜けるなあと、逆に関心するくらい。
何で放ってても枝分かれしないんだろ???
ひとつ新しい商品が出たら、すぐにちょっと違う味付けの
似た商品が出る日本とは、何かが根本的に違う気がします。

事実、同僚のピリさんもマングウィロさんも
とくに事情がなければ毎日全く同じレストランで
ほとんど同じメニューを選んでいます。
空き店舗に新しいお店が入ったと思ったら
隣とまったく同じチプシを出すチプシ屋さんだったってこともあるし。
分からーんっ!!

やっぱり、「美味しいか」じゃなく「どれだけお腹いっぱいになるか」
が全てなのかなあ・・・
「マラウイの食でやっていけたら、世界中どこにだって住めるよ」
と、あるベテラン日本人に言われましたが
その言葉、かなり励みになってます(笑)

マラウイの「食」に関してはまだまだ沢山書きたいことがあるけど
この続きはまた別の機会に。。。
   

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半期に一度の合同ミーティング

  • 2009/08/27(木) 12:42:51

昨日、JCC(Joint Coordinating Committe)ミーティングに
参加してきました。

(といっても協力隊員は会議で何か報告する
わけじゃなくオブザーバーとして参加。
いつかちゃんと会議で発言できる日を夢見て頑張るぞ〜!)



↑ マーケティング部の活動について報告中の、カウンターパートのピリさん


JCC(Joint Coordinating Committe)ミーティングは
半期に一度行なわれ、オボップ(一村一品)プログラムに
関わる人たちが、過去半年の活動の振り返りと
今後について話し合うもの。
マラウイでは2008年度下半期が2009年1〜6月に
あたるので、今この時期に会議があるのです。
→ オボップの概要はこちらの<配属先と具体的な活動のこと>の所を参照

会議にはオボップ事務局スタッフのほか、
管轄省庁の担当者やMEPC(マラウイ政府輸出局)
ブンダ大学職員(食品加工研修などで関わりあり)、
日本政府関係ではJICAのオボッププロジェクト担当者、
在マラウイ日本大使館職員などが参加しました。




そういえば赴任当初は、事務所が首都で田舎生活を
どっぷり体験できないから残念、と思っていたのですが、
自分の時間で村に泊まりに行ったり
出張で農民グループと接したりすることもできれば、
他の隊員だとあまり関わる機会のない役人と接したり
政府内の雰囲気や仕事の進められ方などを肌で感じたりもでき、
要は支援活動のボトムからトップまでを広く見られて
オボップ配属で本当にラッキーだったと思います。




ちなみに場所は、産業貿易省内の会議室。

そう、実は先月、大統領選挙後の組織再編により
地方自治地域開発省(Ministry of Local
 Government & Rural Development)の傘下にあった
われらがオボップの管轄が、産業貿易省(Ministry of
 Industry and Trade)に変わったのです!!

地方自治地域開発 → 産業貿易
なんて、名前からみるだけでもかなりのスタンスの変化と思われます!

そ、そんなぁ〜!こんなに簡単に変わっちゃって大丈夫なの??
ちゃんとコンセプトは維持できるの???
と仰天でしたが、実際変わった理由には

「オボップのねらいは地域開発だが、ずいぶん活動も発展してきて商品の質も高まったので、そろそろマラウイの産業として海外市場も視野に入れる段階に来ているのでは」

という背景があり、前々からこの話は出ていたのだそうです。
地域開発をねらいとすることは変わらないけど
そろそろ次のステップに進もうよ!ということのようです。

写真の右( ↓ )が産業貿易省のクムェンベ事務次官。
一見怖いけれど、ジョーク好きな楽しい方でした。
左はオボップのトップ、ナショナルコーディネーターのカルマさん。
イギリスの大学院で開発学の修士を取られていてさらに女性で
政府機関のこの地位というのは相当なエリートなのだそうです。
マラウイでは私を含め成人女性への敬称は誰でも「マダム」ですが
スタッフが「マダム」といえばカルマさんのことです。




会議では、オボップのマーケティング部、ビジネス部、
JICAオボッププロジェクト担当者から過去半年の活動について
報告され、検討課題については話し合いを行ないました。

JICAによるオボップへの支援としては、現場からの要請に答えて
今後、マラウイ各地の農村に数名の協力隊員を派遣する
というプランもあるそうで、そうなると、今まで手の届かなかった
ところまできめ細かな支援ができるようになるかもしれません。

半年の振り返りを終え、私もまた次の半年をがんばりたいと思います!




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今日のピリさん−8/18

  • 2009/08/18(火) 12:33:20

写真でちゃんと載せるのは今回が初?
今日のマラウィアン・パパラッチは
私のカウンターパート兼上司のピリさんです。



仕事中、ちょっと買い物に行って来ると出て行ったピリさん。
ノートを2冊持ってもどってきました。

帰省していた小学生の息子さんが
明日から新学期で寮に帰ってしまうから
ノートを持たせたかったんだそう。

そして、なぜか私に息子さんの名前と学校名を書いてと頼むピリさん。
お父さんが書いた方が嬉しいですよ〜、と言うと
僕は筆記体しか書けないから誰も読めないんだよ、だそう。

うーん、ただめんどくさいだけな気もするけど
ま、いっか(笑)


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今日のマンダワラさん−8/12

  • 2009/08/12(水) 12:26:17

「昨日の夜10時半ごろさー」
とオボップ運転手のマンダワラさん。御年60ウン才。



なんでも夜、携帯に知らない番号から電話があって
出ると、電話先の女の子にペンパルになってと言われたんだそう。

マラウイでは私も何度か、道で会った小学生とかに
ペンパルになってと言われたことがあるし、
マラウィアン同士でもペンパル文化がけっこうあるみたい。
やりとりは、本当に手紙だったり、最近では携帯のメルトモだったり。

女の子はペンパルがほしくて適当な番号にかけてみたの、
そしたらあなたにかかったわ、と言っていたらしく
名前はエバ、17才。

マンダワラさんは
「僕は27才、アレキサンダーだよ」
と言ったらしい。
ひえ〜!

ちなみにアレキサンダーっていうのは実の甥(30才)の名前で
そのうち写真を送ってと言われた時は甥の写真を送るよ〜
って言っていました。
ぎゃー、このまま続けるつもりだ。。。

なんだか面白そうだけど、今日また電話してみるよって
言ってたのでつい止めちゃいました。
エバ、アレキサンダーを好きになっちゃだめよ〜(笑)


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アンテナショップの意外なお客

  • 2009/08/06(木) 12:40:17

これまで調べたところによると
アンテナショップのお客の85%がマラウィアンで
そのうち6.5割は男性ということが分かっています。
これは、仕事の行き帰りなどにショップの近くを通る
人が多いからではないかと思われます。

そして、なかには意外なリピーターもいることが判明!

たとえばラスタの人々。
(正式にはラスタファリアンとかラスタマンとか言うらしい)

自然食品があるよ、と同じラスタの友達に
聞いたのがきっかけでリピーターになったそうで
わざわざ買いに来てくれているようです。
エクステじゃない地毛のドレッドだ〜



普段から菜食主義でジャンクフードは食べない
という彼らにとって、落花生油はかなり魅力的らしく
右の彼は3本もまとめ買いしてくれました!
(ジャンクフードって例えば?って聞くと
アイスクリームとか。って言ってたのが面白かったけど)

しかも近々自分の畑で作っている落花生を油にして
オボップ商品として登録して売り出したいという話。
あれ?ってことは単なる市場調査(笑)??

「オーガニック」とか「ナチュラル」なんかの
キャッチコピーを看板に書くと西洋人ももっと来るかもよ!
というアドバイスまでくれました。

日本では「ちょっと高くても体にいいものを、自然に優しいものを」
という人が増えているけどマラウイでは難しいよなー
と今まで思っていましたが、こういうタイプの層を
うまくつかむことは可能かも!と思いました。


リピーターになる理由から色々なことが見えてきそう。
他にもどんなリピーターがいるのかさぐってみたいと思います。


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デリシャス★キャッサバ・シマ

  • 2009/08/03(月) 12:37:54

先日、前から気になっていた
キャッサバ・シマを作ってみました!

マラウイの主食はメイズ(白トウモロコシ)
の粉で作った「シマ」です。
ケニアなどでは「ウガリ」と呼ばれている
このシマにおかずを添えて食べるのですが、
一部の地域では昔からメイズの粉に
コンドウォーレと呼ばれるキャッサバの粉を
混ぜて食べられてきたそうです。

食べたことのある日本人いわく
「お餅みたいで美味しい!!」
との話なのに、首都リロングウェのレストラン
には置いてる所がなく、まだ食べたことのなかった
念願の、シマです。


ちょうどモザンビークから同期の隊員が
遊びに来たので、じゃあ! ということで
キャッサバ・シマづくりに挑戦!

材料はどこでも売っているメイズ粉と
オボップ特製、コンドウォーレです。
1kg120クワチャ(100円くらい)!
安いよ安いよ〜!



地元ではメイズ粉ナシのコンドウォーレ100%でも
食べられているそうですが、とりあえず今回は
メイズとコンドウォーレのハーフ&ハーフで。

私が作ってもよかったけど、前に一度ふつうのシマに
トライしてかなり難易度高とわかっていたので
家のウォッチマンに頼んで作ってもらいました!


*材料(2人分)*
 ・水1200?
 ・メイズ粉 カップ1杯
 ・コンドウォーレ カップ1杯


*作り方*
 1.水の入った鍋に、メイズ粉を混ぜてとかす
 2.中火で煮ながら、木べらでよく練る
 3.粉っぽさがなくなったら、コンドウォーレを少しずつ加えていく
 4.ねばりけが出てきたらよく練り上げる
 5.火を止めて、アツアツのうちに水でぬらしたお玉ですくい、半月型に整えてお皿に盛る




練り上げ中。かなり力が要ります!
そのうえ熱いっ!!



トマトやマスタード(からし菜みたいな野菜)の煮込み
を添えて完成〜!
これを手でちぎっておかずを付けて食べます。
うわさに聞いていたとおり、ムオッチモチの食感でした!

次は100%コンドウォーレ・シマに挑戦するぞお〜





ちなみに村では、こんな感じで作ります。
    ↓   ↓

まず、乾燥させたメイズの実を芯からはずす


実の周りの皮をはがすために杵でつく。
そして、うすでひいたり、最近ではお金を払って
ミリング・マシーンでひいてもらったりして粉状に。


さて、いよいよシマづくりです。
お鍋は基本、地面に置いた石3つの上にのせます。


そして、練る、練る、練る!!


上手に半月型に盛りつけます。


おかずには、豆の煮込みだったり


苛性ソーダで柔らかく煮込んだ
オクラ(チェワ語だとテレレ)だったり。。。


いただきまーす!



ちなみにこっちに来たばかりのときは
シマひと塊で満腹、もうムリ!
ってかんじだったのに、今はぺロッと
2個食べられるようになってしまいました。き、、、危険?
それに、週に一回くらい無性にシマが食べたくなることがある。。。
まあ、体が適応してるってこと、だよ、ね?(笑)



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